弊社は祖父が1983年に創業しました。私は大学卒業後、不動産業を学ぶために都内の大手不動産会社へ就職。それから1年半後に父親が仕事中に倒れて、そのまま他界してしまったのです。私と同じように不動産業界で修業していた兄とどちらが家業を継ぐのかを話し合った結果、私が継ぐことになりました。
ただ、当時の勤務地は都内。龍ケ崎とは取り扱う物件の性質が異なるため、資格を持っていても現場で生かせる知識がほとんどありませんでした。その頃は、教えてくれる知り合いもいなかったので、市役所や県庁に足を運び、土地の売買など都内では経験できなかったことを一から学びました。
売買で不動産屋にいらっしゃるのは年配の方が多く、当時23歳だった私は、見た目の若さからか、お客様に不安を抱かせてしまったようです。既存のお客様はどんどん離れ、固定収入はほぼゼロとなってしまいました。何とかしなければと思っていた時、同じ業界の先輩から竜ヶ崎青年会議所への加入を勧められ、そこから人とのつながりが増えていきました。青年会議所での学びによって自分も成長でき、事業も少しずつ安定していきました。
今後は、「龍ケ崎市で一番の不動産屋」を目指したいですね。そのためにはもっと勉強して知識と経験を積み、お客様から信頼されるような関係を築いていきたいです。そして、将来的にはスタッフの雇用を増やしていきたいと思っています。
今を生きる
目の前にあることができないのに先のことばかり見てしまうと、一番近くにあるやらなければならないことがおろそかになってしまいます。今、自分がやるべきことは何か、そしてそれをやったことで起きる結果を想定しながら成長していきます。